2020/04/30 14:38
学部の卒論を晒せるのも今のうちだろうと思って、載せておく。フェルメールの『青衣の女』という絵画作品をなぜ美しいと感じられるのかを、ソーントン・ワイルダーの戯曲『わが町』に描かれる人生の尊さと比較して示すというなんとも突飛なフィーリングに偏った日記みたいなものだ。
I didn’t realize. So all that was going on and we ever noticed.
知らなかった。すべてがあんなふうに過ぎ去っていくのに、誰も気づいていないなんて。
Good-bye, Good-bye, world. Good-bye, Grover’s Corners…Mama and Papa.
Good-bye to clocks ticking…and Mama’s sunflowers. And food and coffee. And
new-ironed dresses and hot baths…and sleeping and waking up. Oh, earth, you’re
too wonderful for anybody to realize you.
さよなら、さようなら、生きてる世界。
さようなら、グローヴァーズ・コーナーズ……ママもパパも。さようなら、時計の音も……それに、ママのひまわり。
それから食べ物やコーヒー。そしてアイロンかけたてのドレスにあったかいお風呂……そして眠ることに起きること。
ああ、この地球って、あまりにも素晴らし
すぎて、誰もそのことに気づいてないのね。
神崎琴音
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